家を捨てよ、町に出よう
いや別にホームレスになりたいわけではないのです。
そもそも我が家は賃貸アパートに住む、以下のようなごくごく平凡で一般的な家庭なのであります。
私(30歳)
バスケと読書と美味しいものが好き。
妻(30歳)
イケメンと読書と甘いものが好き。
娘(2歳)
アンパンマンと絵本と食べること全般が好き。
こうして書き出すとぐりとぐらも真っ青な食に貪欲な家族になってしまいましたが。
そして我々夫婦の数少ない共通の趣味の一つである読書。
そんな我が家が家造りなど畏れ多くも面倒臭い行為になぜ手を染めたかというと、隣人の影響(いい意味での)が大きかったのかなと思います。
我々の暮らす部屋の隣には家族構成のみならず年齢もほぼ同じな一家が住んでおりました。
隣の部屋、同じ家族構成、同年代、何も起こらないわけもなく・・・
ということで家族ぐるみで仲良く過ごしていたのであります。
そんな中、忘れもしない16年の暮れか17年の初めごろ、妻がとある情報を仕入れてきたことから全てが始まります。
妻「そういえばお隣さん一戸建て作るらしいよ」
私「ファッ!?」
妻「だから夏ごろ引っ越すんだって」
私「夏wwwwwwww」
妻「住宅展示場に行くと一箇所につき2〜3時間拘束されるだけだから、SUUMOカウンターってとこがオススメだってさ」
私「2〜3時間wwwwwww」
こちらのご家族は一足先に家を捨てて町に出たわけですが、私のような若輩者でも家を建ていいんだという安心感と(なんだそれ)、 住宅展示場への特攻はやめておけというお告げは、心に深く刻み込まれたのであります。
元々、いつかは戸建てを!一国一城の主を!とひと昔もふた昔も前のようなキャッチフレーズを夢見ていた我が家?私?は、これより家造りについて真面目に考え始めることになるのです。
つーか、どうやら右も左も分からない初心者は、ルイーダの酒場よろしくSUUMOカウンターなるところに行けばちょちょいのちょいで冒険(家造り)を始められるそうじゃないですか。
なんだよゆーよゆー。